タミヤ懐かしのラジコン「グラスホッパー」をモダナイゼーション

タミヤが1984年にリリースした入門用ラジコン「グラスホッパー」。当時、小学生だった私が親に最初に買って貰った本格的ラジコンカーですが、それ故に思い入れが強く40年経った今でも、この「おもちゃ」に夢中です。
今回は、そんなグラスホッパーのモダナイゼーション(近代化改修)についてご紹介します。

私がグラスホッパーを購入したのは、これで通算何台目でしょうか。定期的に組み立ててきました(上記、玄関で買って来たグラスホッパーを抱える私の写真は10年前のもの)。

◆タミヤ「グラスホッパー」とは
前述のように「グラスホッパー」は1984年にタミヤ(当時は田宮模型)がリリースしたラジコン組立キットの車両です。タミヤ製ラジコンの中で最も低価格なキットとして当時「7,400円」で発売されました(走らせる為には、この車両キット以外にも送信機/受信機などが必要となるため、計25,000円程が所謂”走り出し価格”)。
グラスホッパーは1990年代まで継続販売され続け、10年程のロングセラーモデルとなります。しかし、ラジコンブーム下火に伴い暫くディスコン状態が続くことに。復活を望む声を受けて、2005年に復刻版として再販されます。
初代グラスホッパー(1984年)が、スピコン仕様(スピードコントローラーの略:速度制御装置)でしたが、2005年の復刻版はESC仕様(Electric Speed Controllerの略・アンプとも呼ばれる)に変わっている他、車体ステッカーが商標名の関係から架空のロゴに変わっています(1980年代はこのあたりの権利関係もユルい時代だったのでしょうね)。
その復刻版も2012年頃(?)には、説明書の記載が(従来の27MHz/40MHz帯の送受信器から)2.4GHzタイプの送受信器に変わる等の微変更がありましたが、基本的にキットは1984年の発売当時から大きな変更はありません。

◆グラスホッパーのモダナイ化(タイヤ&ホイール交換)
グラスホッパーのモダナイ化(近代化改修)にあたって基本的にはタイヤ&ホイールのみに留めています。これは、実車の世界でも同様に旧車にモダンなタイヤ&ホイールを装着するスタイルが渋くてカッコ良いのであります。ただ、この時代の古いバギー車は現行車の規格と大きく異なる為、最近売られているタイヤを装着することができません。
そこで、幾つか方法があるのですが、最も簡単なのは下記のタミヤ純正で用意されているホイール(オプションパーツ「OP.2077」)を用いるものです。

このオプション「OP.2077 ホーネット 1ピース大径ホイール (F・R)」は2023年に新発売されています。・・・一体なぜ、今頃になってこんなパーツが発売されるのか謎ですが、タミヤの粋な計らいです。

オプションパーツ「OP.2077」ホイールの裏側、左が後輪用/右が前輪用。これで現在流通している一般的なラジコン用タイヤ(いわゆる「1/10ツーリングカーサイズ」のタイヤ)がグラスホッパーにも装着可能となります。
装着したタイヤはクローラーRC用の肉厚で迫力のある直径96mmのマッドテレーンタイヤ。

仕事を終えた夜、ワインを飲みながら作業に取り掛かり。
若い頃は早く組み立てて遊びたい気持ちが先走りがちでしたが、歳を取るとゆっくり愛でるように説明書を読み耽りながら、チマチマ時間をかけて組み立てるのが愉しみになっています。

モダナイの一環として金属パーツの牽引フックを装着。

加えてリアにはメタルのトレーと、その上に消化器も設置してみます。

我が家のラジコンカーは歴代パイロットを漫画「よつばと。」の主人公・小岩井よつば嬢にお願いしています(その為、この人形だけ年季が入っていますね)。
晴れて完成したのが↓コチラ。

タイヤとホイールを現代風にする等、少し弄っただけで雰囲気が変わるものです。
◆ラジコン、まさに盆栽趣味
ラジコンを「盆栽趣味」に例える人もいますが、まさにその境地。完成たし今も相変わらずチマチマとステッカー貼り替えやパーツ装着など細かいモディファイを愉しんでいます。
完成後、いまだ外で走らせたことはありません・・・なぜならラジコンって走らせると何処か壊れるのが常ですし、ボディにも傷がつきますからね。
我が家には他にもグラスホッパーがありますので、走らせて遊ぶのはそちらに任せ、今回組み上げた車体は専ら”盆栽趣味”として手元に置いておきたく考えます。〔了〕
参考情報:日本におけるラジコンカーブーム 1983〜1988年 日本におけるラジコンカーのブームはタミヤ(当時・田宮模型)と雑誌「コロコロコミック」(小学館)がタッグを組んみ誌面上で特集記事を掲載したことに端を発します。 タミヤは「マイティフロッグ」(1983年)、「グラスホッパー」(1984年)や「ホーネット」(1984年)等、レジェンド級のヒットモデルが登場。子供から大人まで楽しめるホビーとして人気が急拡大します。 折しも当時は初代ファミコンの登場(1983年)により、ラジコンブームも長くは続かず。高性能モデル「アバンテ」(1988年)の登場までの約5年間がラジコンカーブームの時期と一般的には認識されています。 |
参考情報:いわゆる「1/10ツーリングカー」(オンロード)のタイヤサイズ タイヤ径:約 63mm タイヤ幅:約 24mm ホイール径:48mm(1.9インチ) 六角ハブ径:12mm(各社共通) |
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