タミヤDT-03にクローラー用タイヤ装着(及びフロント六角ハブ化)

タミヤ「ネオ・マイティフロッグ」(DT-03)のフロント足回りを六角ハブ化した上で、クローラー用120mm×48mm巨大タイヤを装着してみました。
・・・やりすぎ感は否めませんが、迫力が出て気に入っています。

圧雪された雪道を走行。リア2WD車なので深雪をかき分けて突き進むのは無理なものの、タイヤの大きさと車高の高さから多少の凹凸や雪道であれば上記写真のように雪を掻き上げながら迫力ある走りをしてくれます。
装着したタイヤは↓こちら
直径120mm×幅48mm(!)のクローラーRC用タイヤです。こうしたリアリティに欠けた非常識な大口径タイヤを装着すると、いわゆる「安っぽい子供のおもちゃ」感が出るものの (↓そうそう、こんな感じ)
アメリカン・ホビーな大雑把で(良い意味で)頭悪そうな雰囲気も愉しく気に入っています。

自動車には「BIG FOOT(ビッグフット)」と呼ばれるカテゴリーがありますが、そんなビッグフット未満・クローラー以上な位置付けと言えるのではないでしょうか。
※参考情報:BIG FOOT(ビッグフット)とは ビッグフットとは、オフロード性能を極限まで向上させるために開発された、通常の規格を超越する巨大なタイヤを指す。これらタイヤは通常の舗装路ではなく、泥地や雪原、岩場といった困難な地形を走行することを目的とした特殊なタイヤ。ビッグフットを備えた車両は、主に競技やデモンストレーション用途に使用され、その異様な大きさと高い走破性能によって観衆を驚嘆させるアメリカンな演出で知られている。 |

この日、はじめてラジコンカーを操作した次女(小3)ですが、その走破性と大きなタイヤ故のスピード低下によって操作しやすいようで、楽々と走らせていました。〔了〕
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※補足情報
ここから先はタミヤDT-03にクローラー用のタイヤを装着する迄の手順を記載します。

◆補足情報:フロントタイヤの六角ハブ化
2WDバギー車であるタミヤDT-03は、標準のままフロント側に六角ハブのホイールを装着することはできません。フロント側に六角ハブのホイールを装着するには、アップライト一式を交換する改造が必要となります。
一般的にDT-03のフロント六角ハブ化には以下「2つのアプローチ」があります↓
(1) タミヤ製F103GT用のアップライトを加工して装着する方法
(2) 京商製アルティマRB5用のフロントに交換する方法
簡単なのは(2)の京商パーツ流用のようです。競合他社パーツなれど、純正のように無加工で装着できる点などメリットが多いようでした。
しかし、私は(1)のタミヤ製F103GT用のアップライトを加工して装着する方法で改造しています。特段の理由はありませんが、タミヤ製パーツの方が慣れ親しんでいるので調べたり注文したりも楽です。
六角ハブ化の結論を言う、装着したい六角ハブのホイールのオフセットが、あまりプラス方向じゃないホイールであれば装着できます(上記アプローチの(1)であれ(2)であれ)。
しかし、オフセットがプラス方向になっているホイールだと、フロントのナックルアーム類にホイールが干渉してしまいますので注意が必要。懸念点はこれ位なので「まずは試してみる」精神で良いのではないでしょうか。
それでは早速、取り掛かります。まず購入したのが↓こちら
タミヤSP-1229・F103GT用アップライト(税別500円)。F103GTシャーシはタミヤの中でもピュアレーサー系2WDオンロード車のシャシー(F103GTは2WDシャシーなのでフロント側に駆動が無い「フリーホイールアクスル」なので今回のDT-03流用可)。
タミヤSP-1229のアップライトの縦を測ると上記のように16mmあるのに対し、DT-03のアップライトは11mmしかありません。そこで16mm−11mm=5mm分を削る必要があります。
尚、SP-1229アップライトにベアリングを挟み込む部分の口径を測ると8mmあります。(ベアリングの中に通すホイールアクスルが5mm径なので)必要となるベアリングは外径8mm・内径5mmなのが分かります。↓そこで下記パーツを用意します。
タミヤ純正AO-1012・850ベアリング(2個セット・税別600円)。ミニ四駆用パーツですが適用製品の欄にあるように一応「汎用パーツ」扱い。実測で外径8mm、内径5mmです。これをアップライト1つに対し2個使うので、このAO-1012・850ベアリングは2つ(税別600円x2組=税別1,200円分)が必要です。
次にアップライトに装着するフリーホイールアクスルを用意します。↓
タミヤ純正OP-1183 Mシャーシ強化フリーホイールアクスルセット(2本セット・税別600円)。
※後日談:OP-1183よりOP-1343Mのほうが汎用性高い? 実はこのフリーホイールアクスルには、タミヤ純正でもう1種OP-1343 Mシャーシ 軽量フリーホイールアクスル(2本セット・税別560円)もあるのですが、先述のOP-1183は「アクスルセット」と書かれているように、厚さ0.2mmのシムが10枚と2x10mmのシャフト2本が同梱されており、その分(=40円)高くなっています。 フリーホイールアクスル自体は「軽量」と書かれたOP-1343の方が1本あたり1g軽いそうですが、ネジ1巻き分くらい長いそうです。殆ど誤差の範囲と言えますが、後述するホイール装着時に、この僅かな長さの差でも羨ましく思えた程なので、今となっては「OP-1343 Mシャーシ 軽量フリーホイールアクスル(2本セット・税別560円)」をお勧めしたい気分。 (私はOP-1343Mは試していません) |
とまれ、ここまでに用意したこれらを諸々のパーツを組み合わせると下記アップライトが出来上がります↓
DT-03純正アップライトと、今回交換するF103GT用アップライトを比較↓
実線で書かれたのがDT-03のアップライト、点線で書かれたのが今回交換しようとしているF103GT用アップライト。上記画像からも分かるように、アクスル(車軸)の位置が若干オフセットされる他、サーボから伸びるステアリングロッドの長さも調整が必要です。
ステアリングロッドの長さは7〜8mm程、DT-03純正状態より短くする必要があるのが分かります。 諸々、組んでみた結果が下記画像↓
これで六角ハブ化の目的は達成できました。
最後に考慮しなければならないのは装着するホイールについて。前述のように、ホイールのオフセットによってはフロントのアーム類とホイールが干渉する可能性があるためです。
例えば上記のように、ホイールによってオフセット(六角ハブが取り付けされる位置)が大きく異なるのが分かります(左側ホイールはオフセットがプラス側=ホイールの中心線よりもホイールの外側に来ているためフロントのアーム類とホイールが干渉してステアリングが切れない)。
今回、私が用意したホイールは下記のように結構な具合でオフセットがプラス側に位置しています↓
そこで、フロントアームとのホイール干渉を防ぐため下記パーツを追加します↓
タミヤ純正OP-1610・クランプ式アルミホイールハブ 9mm厚(2個セット・税別1,000円)。通常、5mm厚しか無い六角ハブが9mm厚になる、というもの。他に6mm厚などもありますので装着したいホイールのオフセットに合わせて選択されると良いでしょう。
OP-1610・クランプ式アルミホイールハブを装着した図。上記画像からも分かるように、ホイールを締める為のネジが殆ど残っていません↓
ここでOP-1343にしておけば良かったかな?と少しだけ後悔しつつ。
※因みに「ネジ部分の長さが足りないのであれば、ロングアクスルのパーツにすれば良いのでは?」と言われそうですが、フリーホイールアクスルのロング版はパーツとしてタミヤからは出ていません。
仕方がないので気休め程度にネジ緩み留めを塗って装着しています↓
これまで色々と走行したり試してみた限りに於いては、ロックナットが外れることはありませんでしたが、精神衛生上はあまり良くない。
とまれ、晴れてDT-03のフロントを六角ハブ化して1/10ツーリングカー用のホイールが装着でき、選択できるホイールとタイヤの数が大きく広がったのは単純に嬉しいです。
フロントのトレッド幅もリアと同等になり安定性の向上を期待したくなります(が、純正状態で強アンダーステアによる安定走行がウリのDT-03ですから、どの程度、走りに影響が出てくるか注視していきたく考えます。

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