「ブランチの雪あかり2025」での”ロスフラワー”活用

商業施設「ブランチ札幌月寒」での冬のイベント「ブランチの雪あかり2025」に行きました。今年は「ロスフラワー」をテーマにしているようです。

　

ロスフラワーとは、まだ美しい状態なのに廃棄されてしまう花です。イベントで用いられた後の花や売れ残って廃棄される花などを指します。そうした検品基準こそ満たさないものの、まだまだ美しい花たちを有効活用した取り組みになっていました。

　

氷で作られたアイスキャンドルを作る過程において、中に花を混ぜることで独特な美しさを生み出しています。「雪」と「花」は対照的な存在なので、それらが融合した演出はとても不思議な雰囲気です。

　

他にも敷地内にアイスキャンドルが並び趣きある風景となっていました・・・が、生憎この日はやや風が強く、ちょっと目を離した隙に火が次々と消えてしまう状態。

寒空の下、ライター片手に係員の女性が絶え間なく点灯して回っていたのが気の毒でした。

　

こちらはプラカップを型にして作られた小型の装飾。綺麗に凍らせるコツは水を使うのではなく、お湯をじっくり時間かけて凍らせることなのだとか。冷たい水を用いると白濁して綺麗な透明度が出せないそうです。

※余談ですが、上記写真は細かい網ごしに撮影したので玉ボケが独特な格子状になっているのが面白いですね。キヤノンLレンズ故にボケ感も美しい。

　

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2019年秋にオープンした「ブランチ札幌月寒」、以降毎年２月になると「ブランチの雪あかり」イベントを開催しています。

　

上記画像は初回となる2020年2月実施時に撮影したもの。この時はスノーキャンドル（雪をバケツに詰めてひっくり返して中をくり抜いたもの。アイスキャンドルと違って透明ではない）が中心に展開されていました。

　　

その後、2021〜2024年は札幌でアウトドア関連事業を展開する合同会社 SOTOIKU（ソトイク）とコラボして、雪の中での焚き火イベント等を展開されていたようです。

上記画像は、私が参加した2023年イベント時のもの。このときはかなりの数のアイスキャンドルが並べられ、とても盛況でした。

　　

同じく2023年開催時の写真。右奥に見えるかまくらで焼きマシュマロ体験などが行われていました。

　

焼きマシュマロ体験を楽しむ次女。子供たちでとても賑わっていたのを覚えています。

　　　

こちらも2023年開催時の写真。ブランチ札幌月寒は普段から素敵な空間ですが「雪あかり」イベント時は一層美しく彩られるのがステキです。

これまでの同イベントと比較し、今年（2025年）は規模もかなり小さかった印象です。今シーズンの札幌は雪が極端に少なく（私も半世紀生きて来て初めて経験する雪の少なさ！）こうした雪にまつわるイベントも軒並み盛り上がりに欠けてしまった感は否めません。

　

来シーズンは沢山の雪が降ってくれることを願います（雪の降らない冬の札幌なんて、ただ極寒なだけですからね）。〔了〕　

　　

※参考情報１： 撮影機材 カメラ本体：Canon EOS R 交換レンズ：Canon EF24-70mm F2.8L II USM（＋ マウントアダプター EF-EOS R）

※参考情報２：　「BRANCH（ブランチ）」とは？ 「BRANCH（ブランチ）」は、大和ハウスグループの大和リース株式会社が展開する商業施設。全国12箇所で展開される「BRANCH（ブランチ）」は洗練された空間と自然の調和を意識したデザインが為されているのが特徴。 都市中心部から少し離れた場所に位置する喧騒を離れた「BRANCH（ブランチ）」は、豊かな緑と開放的な空間で構成され、洗練されたデザインと心地よい空間が生み出す、他のショッピングモールとは趣きの異なるコンセプトで展開されています。 例えば、家族や友人と過ごす場として意識された空間設計により、子供たちが自由に遊べるスペースや、地域の文化を感じられるイベントが充実しているのも特徴的。週末には創作活動を楽しめるワークショップが開催される他、施設内には四季折々の景色を楽しめるテラス席が設けられる等、自然との調和とゆったりとした時間の満喫が演出されているのも「BRANCH（ブランチ）」ならではですね。